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オリジナルOEMラーメン屋さんブログ
2021/07/03 文化祭のラーメン成功法

文化祭でラーメン店を成功させる方法

文化祭や町内会のお祭りで屋台のラーメンを販売したいという声は少なくありません。しかし、ラーメンはどうしても「プロが作るもの」と思い込んでしまい、模擬店で素人の自分達が作っても、うまくいかないと思っている人が多いのが現状です。ここでは、文化祭やお祭りでラーメンの模擬店を成功させる方法について、詳しく解説していきたいと思います。

目次
・保健所に定められたルールを守りましょう
・揃える機材はイベントの規模によってまちまち
・まずはクラスメイトや近所の人に声をかけて機材をそろえてみよう
・茹でる時間さえ間違えなければ美味しいラーメンは簡単に作れる
・ラーメンの味を増やさないのがコツ
・利益率が高いラーメンは焼きそばよりも儲かる

保健所に定められたルールを守りましょう

 ラーメンの屋台を始める時は、保健所に届け出を出す必要があります。この許可をもらわなければお店を始めることができません。最寄りの保健所に問い合わせをして、届け出を出しましょう。また、保健所の許可を得るために、ラーメンを作る際の3つの条件があることも覚えておいてください。

 ・衛生許可の出ている施設で作ったラーメンを使わなくてはいけない。

・当日に作ったスープを使わなくてはいけない。

・当日にゆで汁をかけたラーメンを出さなくてはいけない。

  屋台のラーメンとしてはありえないことですが、その場で打った麺や、前日に仕込んだスープは模擬店で出してはいけません。食中毒でも出したら大変なことになります。そのあたりのルールはしっかり守るようにしましょう。


揃える機材はイベントの規模によってまちまち

  次に大切なのは機材を揃えることです。文化祭での模擬店のラーメンで必要な機材は下記になります。 

・大きい鍋(直径40㎝ 20リットル)×2個ぐらい

・電気ポット 1個

・カセットコンロ

・ザル 2個ぐらい

・割りばし

・発砲どんぶり(発砲ラーメンどんぶり小サイズ・満水容量530ml 直径155㎜×高さ59

 小規模の模擬店、文化祭であれば上記でOKです。もし、たくさんの量をさばくのであれば、鍋やコンロの数を増やしていきましょう。
 ラーメンの屋台を始める上で必要なものは下記のページにもまとめていますので参考にしてください。

※ラーメンの屋台で必要なものと始め方

まずはクラスメイトや近所の人に声をかけて機材をそろえてみよう

 本来であれば、プロパンのガスバーナー、寸胴、湯切りのタボなどがあったほうがいいです。しかし、レンタルでもそこそこ高いですですし、買いそろえるとなかなかな金額になります。毎年、模擬店でラーメンをやるのであれば買いそろえてもいいのですが、単発でやるぐらいであれば、クラスや近所の人に声をかけて、大鍋やカセットコンロを集めてきてしまったほうがいいでしょう。また、文化祭であれば家庭科室を使わせてもらったりするのも一手だと思います。

「実際にどのくらいの鍋とコンロが必要なのか分からない」
 そう思う方は、一度、スーパーなどで生麺を5個ぐらい買ってきて、実際に作ってみることをお勧めします。複数個ラーメンを同時に実際に作ってみて、客数を想定した上で、機材をそろえたほうがいいと思います。

茹でる時間さえ間違えなければ美味しいラーメンは簡単に作れる

  次は作り方です。まずは二つの鍋に湯を張ってください。ひとつはラーメンの麺をゆでる鍋。もうひとつはスープ用の鍋です。電気ポットを用意する理由は、お湯を使いきった時のサブ用です。大きな鍋は湯を沸かすのも時間がかかりますから、湯が沸くまでのサブの待機用として大きめの電気ポットをいくつか用意して、お湯を常時スタンバイしておく必要があります。

  注文が入ったら、麺を茹でます。ゆで時間は2分30秒ぐらいですが、少し早めにしたほうが麺に腰があって美味しく食べられます。よく麺をほぐして、箸でかきまわしておいてください。

 麺を茹でている人以外の人はスープを作りましょう。スープは袋ごとお湯で温めて、そこから発砲ラーメンどんぶりに出したほうがいいです。注文が入ってから作ると手間がかかるので、事前にどんぶりに入れて、ラップをかけてスタンバイしておいたほうが手際よくラーメンが作れます。


ラーメンの味を増やさないのがコツ

 麺ができあがると同時ぐらいにスープの素が入ったどんぶりにお湯を注ぎます。分量は300mlぐらいなので量は間違わないでください。湯を注いだのとおぼ同時ぐらいにゆであがった麺を入れて、そのうえに手際よく、メンマ、海苔、卵などのトッピングを乗せていきます。
 なお、具材に関しては、自分達で作るのではなく、事前に市販されているトッピングを利用したほうが手際よく作れるし、衛生的にもいいと思います。

  うまくラーメンをさばくコツは、味の種類を増やさないことです。醤油味、豚骨味、塩味と味のバリエーションを増やしてしまうと、現場も混乱してしまいますし、オーダーの取り間違いや調理ミスが発生してしまいます。

 それよりも、ラーメン屋の名前を工夫したり、屋台としての見た目や装飾をユニークにしたりするほうがお客さんのウケがいいと思います。また、おにぎりやお菓子などのサイドメニューを充実させたりするほうが、スムーズにお店を回すことができるようになり、客単価を上げることにも繋がります。


利益率が高いラーメンは焼きそばよりも儲かる

  ラーメンは文化祭や模擬店の定番と言われる焼きそばよりも客単価は高く取れますし、利益率も高いです。難しそうにみえる調理方法も、生麺とインスタントスープの組み合わせをうまく利用すれば高校生でも簡単に作ることができます。お湯によるやけどさえ注意すれば、屋台の焼きそばを作るのとリスクと大きな違いはありません。

 ラーメンは日本国民の人気食のひとつなので、ぜひ、文化祭や模擬店でラーメンの屋台を出して、大成功してもらえればと思います。

監修/経営コンサルタント 竹内謙礼

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